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本屋図鑑 読んだ

本が発売される頃、情報を聞いて気になった「本屋図鑑」。実は在庫がある書店を巡って、ぱらっと中をみて、購入するのをやめていたのた。が、調べてみると図書館に入っていることが判明したため、ひょっこり借りてきたのです。

何故買わなかったか、というのがこの本の感想のひとつでもあるのだが、コンセプトは物凄い惹かれる。なんせ日本の書店(この本では愛情を持って”本屋”というのだが)に訪れていくのだ。昔、この手の「本屋さんレビュー」をするサイトが大好きで、この辺とかよく読んでいた(最近は更新されてなくて少し残念)。というわけで、これくらい細かいレビューを期待していたのだが・・・

基本的に、書店毎に1ページ。それと、モノクロの、敢えて言えば「ヘタウマ」な絵が1~2ページ。ちゃんと取材しているし、本のコンセプトとしても「良いところ」を積極的に書くことは正しいと思うのだが、なんつーか、「本屋好きな人の感想」であって、「書店のプロ」からみて、「こういう所が良い、悪い、なぜならば~である」という、もう少し濃い、目な文章があった方がよかったかも。これくらいの気軽さ(数時間で読めた)なら、文庫か新書 ((文庫は書店の取り分が少ないとか、この本で初めて知ったのですが)) の値段だと気楽に買えて、読めるかな、といったところでした。

それでも、本屋さんの一日とか、本屋さん関連の本の紹介とかは面白かった。そうか、当たり前にあると思っていた「東京ブックナビ」、今は出すことが難しい本なのですね。

個人的には、紀伊国屋書店新宿店やジュンク堂池袋店みたいに、とんでもなく大きいな本屋は探すエネルギーがなくなる ((つうか、紀伊国屋は何故エスカレーターがないのかと)) ので、昔あったジュンク堂新宿店くらいが好きだったなぁ。書泉も昔のブックタワーは好きだったけど、最近は本の扱いジャンルを減らしちゃって逆に1フロア1ジャンルで無くなって一覧性が落ちたかな。本屋で目的無く見て、「あぁ、ゴタケさんの新作が出たんだ」とか、「たまには家の事でも考えてみるかな」とかは好きなんだけどね

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(1/20から20本目。21日経過)

BOOK
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