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天気の子 見ました

アニメ好きならば見なければならぬ(意味不明の使命感)という事で行ってきました。

それも豪勢にIMAX。さすがに夏休みも終わっている、金曜日午前中の上映だけあって、映画館スカスカ。のんびり見れました。

というか、これくらいの人で良かった。もし隣に座っている人が見たら、高校生が活躍している画面を見て涙流す40代のおっさんなんて、絶対見たくない。

「君の名は」は、舞台の一部に岐阜県(をモデルとした街)が出る、という事でちょっと地元贔屓が入ったのだけど、今回はほとんど東京。新宿、渋谷、池袋と行動範囲なのでまぁリアルリアル。リアルなのに都バスのみんくるはそのまま使われていない…多分JR東日本とのタイアップのせいなんでしょうね(それでもバスによる移動を描くのも、それを許可するJR東日本も太っ腹だと思う)。あとバニラのインパクト。公開直後に言われていたのを思い出した!

内容についてのネタバレは避けようと思うのですが、終わってから、うん、いい時間を過ごせたかな、とも思ったし、最近アニメも見ないし、もともとドラマも見ない自分が久しぶりにフィクションを見た事で、ちょっと現実から逃げられた。という感じ。午前休だったので午後から会社行ったのですが、正直「現実戻りたくねぇ…」だった。

あとは40代の人間としては、「10代の時に見たかった…」という感想かな。若いから突っ走るところが(多分意図的に)描かれているんだろうけど、オトナとしては「無茶しやがって…」と思ってしまうのが辛い。僕も10代の頃、「ふしぎの海のナディア」にドはまりして人生おかしくした ((で、20代直前にエヴァンゲリオンを見てもう戻れない)) 人間にとっては、これをリアルタイムで見たらきっとすごい刺激になるんだろうな、なんて思ってた。

ところがパンフを読みながら恐ろしいコメントを監督が…「ジャンクフードを喜ぶくらい、日本は貧しくなっている」とか。うぅん、確かにそうなんだけど。そしてつい最近高畑勲展の特集をテレビで見たときに識者が言っていた、「主人公は夢を見ていた。節子を生かすためのリアルを考えられず、自分の夢をかなえる事を考えていた(超意訳)」というコメントと、今回の主人公の後を考えない(そして火垂るの墓とは違い死にはしないのだ)行動を思いながら、オトナになってしまった自分を嘆くのでした。

やっぱりRADWIMPSだと思うの

ところで、瀧くんと三葉には気が付いたんだけど、クレジット見たらもっと「君の名は」キャラクタ出てるやん!どこにいたの!

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